« 上杉氏(うえすぎし、うえすぎうじ)は、日本の氏族 | メイン | 米英戦争(べいえいせんそう、War of 1812) »

モビルスーツは平均的に人間の約10倍の大きさ

モビルスーツは平均的に人間の約10倍の大きさ(身長180cmと仮定して、18m。ただし作品によって大きさはまちまちである)をした人間型有人機動兵器で、胴体や頭部に設けられた操縦席に直接人間が乗り込み操縦をする。地球上や宇宙空間で主に活動するが、海洋や砂漠等の局地ではそれ専用に製作もしくは改修されたモビルスーツであれば行動できる。また、以上に挙げたどの環境でも行動可能なモビルスーツも存在する。
マクロ ロード ナビビラ 地中海 フロー ワダン リグベーダ 探険隊 クロス テレキ シルエット メイン キュリーズ ファイト フロー ターキ 草競馬 ブロイ オフテン タオル ダイアリー ビルト ビヤマグ ビードロ ローシップ ウーマンパワー グルタチ ダクター ルテオリン マイムエ はだし ポルテ 百日紅 サイダー ミニカ プリンセス がんばる パーセント あばしり ショート スパル ましけ アジェンダ 氷河便利 シーベル フェイク アフタ フルーテ ドリンク トレンチ

その行動はほとんどの場合、敵対勢力との戦闘を目的としており、ビームライフルを始め複数の武器を携帯するのが常である。また、モビルスーツそれ自体が移動するための燃料類(推進剤等)の搭載量が限られているため、稼動のためには補給や修理、整備を行える施設及びモビルスーツ単体の輸送も可能な宇宙戦艦等の、バックアップ体制が欠かせない。

また、モビルスーツはその外形を人型を拡大したものにすることで、人間に似た多用途性や汎用性を獲得したが、逆に人型にとらわれない外形で、モビルスーツには無い高加速能力や火力の増加などを取得している、モビルアーマーという種類も存在する。

なお、モビルスーツとの区別のため、人間が直接着用する従来のパイロットスーツや宇宙服は「ノーマルスーツ」と呼称されている。

ガンダムシリーズは以下に述べるように複数の世界観で展開され、モビルスーツの設定は各々の世界観で多少異なっている。

各世界観におけるモビルスーツ
以下の設定には、アニメ作品中で表現されたものの他、先に述べたような雑誌上の企画で創作されたものや漫画・小説などの派生作品で創作されたものも含まれている。そうして作られた設定は後にサンライズの監修を受けて設定集などの形にまとめられたものが多いが、中には他の作品と矛盾を起こすものや後に顧みられなくなったもの、サンライズによって後に取り消されたものもある。それらの中にもファンの間でそれまで同様に扱われる設定も含まれることに注意が必要である。

宇宙世紀におけるモビルスーツ
『機動戦士ガンダム』をはじめとする作品群の舞台となる「宇宙世紀」におけるモビルスーツ (Mobile Suit) は、"Mobile Space Utility Instrument Tactical" の略とされ、「戦術汎用宇宙機器」の意味である。

ただ、これは後にサンライズでSF考証を手がけることになる森田繁が、1980年代初めの同人誌「ガンサイト」やムック「ガンダムセンチュリー」で作った略語で、また裏設定の創作を手がけるプロダクション「伸童舎」のメンバーらによる、1990年代以降の関連書籍にも記載されている。それ以前には、単に“機動服”という意味を意図した乱暴な和製英語として存在していた。また、劇場版第2作『機動戦士ガンダムII 哀戦士編』のパンフレットに掲載された大河原邦男のイラストには、「宇宙白兵戦用重機動宇宙服」という言葉が意訳語として掲載されていた。

黎明期
地球連邦政府に対する全面戦争を想定していたジオン公国が、質、量ともに強大な力を持つ地球連邦軍に対し優位に立つための新しい兵器として、宇宙世紀0071年にサイド3の民間企業ジオニック社とツイマッド社とMIP社に宇宙用機動兵器の開発を委託。両社の提出した試作機はどちらも「腕」を備え「能動的質量移動による自動姿勢制御(AMBAC)」が可能であったが、加えて「脚」を備え完全な人型であったジオニック社の機体の方が選ばれ、宇宙世紀0073年、MS-01という型式番号とモビルスーツという名称を与えられた。宇宙世紀0075年、実戦型モビルスーツの採用トライアルにおいて、ジオニック社はYMS-05、ツイマッド社はEMS-04(ヅダ)を提出。EMS-04は宇宙空間での高い機動力を発揮しながらも試験中に爆発事故をおこし、結局安定した性能を示したYMS-05が採用され、「MS-05ザク」(後にザクI)と命名された。また、地球侵攻作戦のための局地戦用MS開発も宇宙世紀0076年に開発が始められた。

そして、ザクIとその改良型であるザクIIの大量生産が行われ、宇宙世紀0079年の一年戦争の緒戦に投入された。戦艦対戦艦の超長距離砲撃戦や突撃挺・戦闘機による一撃離脱戦法という、従来の艦隊決戦のみを想定していた地球連邦軍の意表をつく形で、目視での遠近感が掴みにくい宇宙空間で、しかも高い機動性を発揮するモビルスーツが接近し、敵艦に直接攻撃を加え撃破するという戦闘を行い、有効な迎撃手段を持たない地球連邦軍に対して圧倒的優位に立つこととなった。

この他、モビルスーツの開発以前にジオン公国で発見されていたミノフスキー粒子(レーダーやセンサー類を使用不能にするなど様々な働きをする)を戦闘空域で散布する事により、高性能レーダーに頼っていた地球連邦軍戦艦の索敵手段を封じる事に成功したのも大きな勝因であった。また、後に地球上においても水陸両用MSが連邦軍の艦艇に多大な被害を与えている。

そして、ジオン軍に決定的な差を付けられ、大打撃を受けた地球連邦軍も極秘にモビルスーツを開発。当初完成したのはガンダム、ガンキャノン、ガンタンクという3種類のモビルスーツであった。連邦軍は、これらの中で特に能力が突出して高かったガンダムの簡易量産型であるジムを大量に生産し、実戦投入した。これにより地球連邦軍は一年戦争に勝利する事ができた。

それ以降、モビルスーツという新たな兵器体系は戦車や航空機等といった既存の兵器のほとんどに取って代わる存在となり、また、多種多様なモビルスーツが製作されていく事となる。

なお『ガンダム』世界はエネルギーを木星産のヘリウム3による核融合発電に依存している。モビルスーツの動力源にはミノフスキー物理学により大幅な小型化を実現した「ミノフスキー・イヨネスコ型熱核融合炉」が使用されており、冷却問題を除けば稼働時間限界はないと言ってよい(ただし、具体的に核融合をどう用いて発電を行うかについて、作品中で語られたことは一度もない)。

また、高性能だが汎用性・生産性に乏しく後にモビルアーマーへと怪物的進化を遂げたジオン側モビルスーツと、汎用性と生産性を重視して数で圧倒した連邦側モビルスーツとが、それぞれ第二次世界大戦におけるドイツとアメリカの戦車開発・運用状況を反映していると言われている。

激動期
宇宙世紀0080年代後半は、MS開発における激動期である。ムーバブルフレーム構造を採用した第2世代から、変形機構を備えた第3世代、さらにニュータイプ (NT) 対応機能を備えた第4世代といった、MS数世代分の進化がこの時期に集中している。地球連邦軍内部におけるエゥーゴとティターンズの主導権争い、アクシズの帰還など、地球圏は一年戦争時に匹敵する混沌とした状況下にあった。また、当時は一年戦争以降積極的に進められていた公国系と連邦系の技術融合の成果が結実した時期でもあり、それらの相乗効果と相まってMSの単機あたりの性能は爆発的に向上していった。

機能向上に伴う付加機能の方が脚光を浴び、その性能を更に向上させるべく、本来のMSにとって必要とされない装備が追加されていくようになる。こうしてMSは徐々に巨大化を余儀なくされる。MSの平均全長は一年戦争期の機体の17m前後を超え、一割り増し以上の20m強となる。

巨大化に伴い、さらに多様な機能が要求される。変形機能は勿論のこと、戦艦クラスに匹敵、或いは優るような火力、惑星間に及ぶ航続距離、大気圏内航行能力、そしてサイコミュの搭載など、MSに対する要求はまさしく万能兵器を志向するものであった。万能的な機能を搭載するため、巨大化は増進される。実験機の中には30mは優に超え、40mに達する機体まで出現し始めた。この時点でMSは進化の袋小路に入り込み、いわゆる恐竜的進化を遂げつつあった。

ルスーツの世代別分類
モビルスーツが登場して以降、その時代背景や技術水準によって様々なタイプのモビルスーツが開発されている。モビルスーツは次の様に大別される。

第1世代モビルスーツ
主に『機動戦士ガンダム』とその外伝群、および『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する世代。

ジオン公国軍が開発したザクIを始めとし、モノコック構造あるいはセミ・モノコック構造を基本としている。一年戦争終結までに開発されたモビルスーツのほぼ全てと、デラーズ紛争期のモビルスーツがこれに含まれる。以後のモビルスーツの基礎を築いた。

モビルスーツという兵器が登場したばかりのため、様々なタイプのものが製作され運用された。運用されるものの中には後方支援タイプのキャノン搭載タイプや、水中で行動可能なものなどもみられた。しかし、世代が進みモビルスーツの性能が上がるにしたがい、こういった専用のタイプというものは製作されなくなる傾向があり、多岐にわたったMSの進化の道は次第に絞られて洗練されていった。

第2世代モビルスーツ
主に『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する世代。

第2世代モビルスーツの条件として全天周囲モニター・リニアシート・イジェクションポッドの採用、ムーバブルフレームの導入、装甲材としてガンダリウムγを使用していることの3つを満たしていることが挙げられる。また、ジェネレーターの小型軽量化と高出力化によりビーム兵器の携行が一般的となった。装甲もビームの直撃を避けるため運動性重視のものとなり、それを対ビームコーティング仕様のシールドで補っている。一年戦争終結後に開発され、グリプス戦役から第二次ネオ・ジオン抗争に掛けてのほとんどの量産機がこれにあたる。

第3世代モビルスーツ
第2世代モビルスーツに可変機構を加えた可変モビルスーツがこれにあたる。グリプス戦役から第一次ネオ・ジオン抗争に掛けて多くの試作機が投入され、機動性や行動範囲を高めたり状況によって可変して戦闘することが出来た。しかしその反面、生産コストの高騰や機体構造が複雑になったことによる整備性の低下などにより主力機とはなりえなかった。

第4世代モビルスーツ
第一次ネオ・ジオン抗争時に台頭した、大火力を備えるニュータイプパイロット対応モビルスーツの総称。基本的な条件としてはモビルアーマークラスの高出力ジェネレータの搭載、並びにジェネレータ直結式の高出力メガ粒子砲を固定武装として有すること、さらに、サイコミュの安全性が高く、高度なニュータイプ能力を持たないパイロットにも操縦可能な点が挙げられる(インコムやバイオセンサーといった簡易サイコミュもこの範疇に含まれる。)。また、多機能化を追求した結果、総じて大型化する傾向にあり、頭頂高20mを超える機体が多い。変形機構の有無は条件には含まれず、スラスター・デバイスの推力自体は然程向上していない。しかし、ジェネレータの出力そのものが大きいため、モビルスーツとしての機動力は旧世代機を上回る例も少なくない。また、MSZ-010 ΖΖガンダムのような第3・第4世代双方の機能を有する機体も極一部には存在するが、この様な超々高級機は例外とされている。

第4世代モビルスーツは、その攻撃能力面において極めて高い性能(雑誌『ガンダム・ファクトファイル』を始め、ガンダム関連の書籍では「恐竜的進化を遂げた」と形容される事が多い)を発揮したものの、兵器としては末端肥大化した感も否めず、また、コストや運用性の問題から大量生産には向かず、一部のエース・パイロット向けに少数が配備されるに留まっている。また、モビルスーツの技術的限界が見え始めた時期でもあり、第二次ネオ・ジオン抗争以降は再びシンプルな機体コンセプトへと回帰していく事となる。

第5世代モビルスーツ
ミノフスキークラフトを搭載したモビルスーツを第5世代モビルスーツと呼ぶ。すぐに第2期モビルスーツの時代に移行してしまったため、ここに分類されるものはペーネロペー、Ξガンダム、ゾーリン・ソールのみである。なお、後述の第2期モビルスーツを第5世代モビルスーツに分類する資料もある。

第2期モビルスーツ
主に『機動戦士ガンダムF91』『機動戦士Vガンダム』に登場する世代。

宇宙世紀0110年代、これまで大型・高機能・複雑化、それに伴うコスト高という進化を続けていたモビルスーツを、原点に立ち返って見直す風潮が生まれる。そしてこれまでモビルスーツ開発の主導権を握っていたアナハイム・エレクトロニクス社に対抗して、サナリィがF90という小型モビルスーツを製作し、アナハイムが製作したモビルスーツ(MSA-0120。機体名の設定なし)とのコンペティションにて、F90が次期主力モビルスーツに決定される。これ以前のモビルスーツは第1期モビルスーツと分類され、以降は第2期モビルスーツと分類される。全高は第4世代モビルスーツでは最大20mを超えていたのに対し、15m程度にまで小型化される。高出力化が進み、ビームシールドの装備と単独での長時間飛行が標準的となる。また、このサイズでのIフィールド防御や大容量の携行武器も実装されている。

有人機動兵器のその後
その後宇宙世紀0120年代から少なくとも0150年代まで、第2期モビルスーツが主力となる。

そのさらに先の時代である宇宙世紀0200年代を書いた小説『ガイア・ギア』には、モビルスーツに替わってマン・マシーン (MM) と呼ばれる機動兵器が登場し、再び20?24m程度へと戻っている。『Gセイバー』では再びモビルスーツが現れるが、マン・マシーンと同じく全高は20m程度である。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://wwww.isxbgu.info/blog/mt-tb.cgi/780

About

2009年02月19日 12:57に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「上杉氏(うえすぎし、うえすぎうじ)は、日本の氏族」です。

次の投稿は「米英戦争(べいえいせんそう、War of 1812)」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35